KYOTO KINTSUGI HAKKINDO
白金堂ブログ
独自の青磁と造形美を追求された 中島 宏氏(佐賀県武雄市)の ぐい吞です。 青磁に薄く紅を纏った独特の色調で 「粉紅磁(瓷)」 と呼ばれています。器は前回欠けの修理でお預かり致し、今回は割れの修理でご依頼を戴きました。前回の部分も含め全て新たに、接着・欠け埋め・中塗り・地描きの工程を施し、純金丸粉24Kで蒔絵をして修理させて戴きました。貫入が美しい薄紅梅の色調と純金の線が相まって、新春から一杯やるのにもってこいのぐい吞となりました。
「修理前」
『修理後』
『金継ぎ:純金丸粉24K(金99,99%)仕上げ』
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