茅の輪くぐり
昨日、上賀茂神社の 「茅の輪くぐり」に行ってまいりました。6月の大祓は、 「夏越の祓(なごしのはらえ)」 と呼ばれる除災の行事です。市内の多くの神社でも同様の行事が行われています。
「水無月の なごしの祓するひとは 千歳の命のぶといふなり」 と黙唱しながら 左まわり、右まわり、左まわりと 歌を唱えながら八の字に輪の中を通るのですが コースを先に覚えたらよいのか 歌を先に覚えないといけないのか、頭の中で情報処理せんとあきませんので、結構難しかったりします。そう簡単には、罪や穢れは除き去れないということでしょうね。
神社にお参りをした帰りに、太秦の和菓子屋さんで 「水無月」 を買って帰り、皆で戴きました。 京都ではこの日に水無月を食す習慣があり、この「三角形」に包丁されたお菓子は、上部の小豆は悪霊ばらいの意味があり、三角の形は暑気をはらう氷をあらわしていると伝えられています。 心洗われる一日でした。