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白金堂ブログ

修理事例

ロイヤルコペンハーゲン フローラダニカ ソーサー #20/3597 【金継ぎ】

フローラダニカとは、「デンマークの植物図鑑」という意味らしく、組のコーヒーカップの方には写実的で美しい草花の上絵が描かれて把手部分は花茎のデザインになっています。

ソーサーの縁が一部分欠けています。欠け部分を錆漆で盛り上げて元の形まで成形していきます。

縁金の器は、上絵の金部分を傷つけないよう細心の注意と集中力が必要です。タイトな作業の連続でしたが、仕上がりは違和感のない良い感じになりました。

「修理前」

 

『修理後』

  

【純金丸粉24K(金99,99%)仕上げ】