芹沢銈介展
昨日、4月より気になっておりました 『芹沢銈介展』 を京都文化博物館まで観に行ってまいりました。展示最終日で、日曜日ということもあり大勢の方が来館されていました。
芹沢銈介(1895-1984)氏は、日本の伝統的な型染を基に芸術性の高い染色を創始された作家で、1956(昭和31)年に 「型絵染」 で重要無形文化財保持者(人間国宝) に認定をされておられます。
芹沢氏のデザインを代表する 「文字の模様化」 は、その美しさと意匠のバリエーションの多さに驚嘆するものばかりでした。また、偉い方なのに、親しみやすいそのデザインは、帯地・屏風・のれんなどに表現されているところから見てとれます。本物を目の当たりにし貴重な時間を過ごすことができました。