KYOTO KINTSUGI HAKKINDO
白金堂ブログ
鮮やかな赤い色が映える辰砂釉のマグカップです。把手部分から本体にかけて破損しています。通常、純金丸粉で蒔絵を施すことが多いのですが、今回も前回ご紹介の柿釉盃に続き経年酸化することを前提として、純銀丸粉で蒔絵を施しました。純銀部分が、赤・鉄・鼠色とよく調和してシックな出来上がりとなりました。経年純銀部分が、一層馴染んでより良い感じになっていくかと思います。
「修理前」
『修理後』
〖銀継ぎ:純銀丸粉(大極上々銀)使用〗
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