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白金堂ブログ

修理事例

辰砂の花入

ss302.jpg

小振りで上品な花入です。広口部分が破損しており破片も面積に対して3分の1ほどしか

残ってませんでした。写真では見にくございますが、反対側も10ミリほど欠けています。

漆で破片を接着し破片の無い部分は造形しました。

貫入が入り、 紅色部分が綺麗なグラデーションになってますので、色調から判断して

青金粉を使用しました。真綿で磨くと艶がでてきます。ええ塩梅に仕上がりお客様にも

大変喜んでいただきました。