KYOTO KINTSUGI HAKKINDO
白金堂ブログ
1960年代のフランス製・陶磁器のリングホルダーです。女性の左手指をモチーフにした白い生地に、薄紫の色調が艶めかしいです。
手のひら側にある鏡には破損はありませんでしたが、指部分が全部折れた状態で痛々しい状態でした。
白い細長い指が特徴的ですので、全体の雰囲気からなるべく蒔絵の線を細めに意識して純金丸粉24Kで蒔絵を施しました。蒔絵部分が純金のリングの様なイメージとなり、美しく仕上がりました。
「修理前」
『修理後』
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